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プロテアソームとT細胞分化、免疫病態に関する研究

プロテアソームには体細胞に広く分布する標準型に加え、免疫型、胸腺型が存在します。プロテアソームはMHC class I 分子に提示されるペプチドを産生することで免疫応答に重要な役割を果たしていますが、免疫型はリンパ組織に発現し、効率よくペプチド産生に働きます。一方、胸腺型は胸腺皮質に特異的に発現し、CD8+T細胞の正の選択に働いています。

本プロジェクトでは、多数のプロテアソームの遺伝子改変動物の解析を通じて、プロテアソームの組織特異的な発現がCD8+T細胞の分化・成熟に果たす役割を明らかにし、プロテアソーム発現異常と自己免疫疾患等の免疫病態における病理作用に関する研究を推進しています。

References

Tomaru, U. and Kasahara, M. Thymoproteasome: role in thymic selection and clinical significance as a diagnostic marker for thymic epithelial tumors. Arch. Immunol. Ther. Exp. (Warsz) 61, 357-365 (2013).